観光スポット一覧
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蔵造りの町並み(一番街)
Kurazukuri Street (Ichibangai)
川越のシンボルというべき蔵造りの町並みが約400メートルにわたって続くメインストリート。明治26年(1893年)の川越大火の教訓から、火に強い黒漆喰塗りの重厚な蔵造り商家が競うように建てられ、現在も30棟あまりが軒を連ねる。平成11年には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、通りの中ほどには時の鐘がそびえる。老舗の呉服店や蔵造り資料館、大正・昭和期の洋風建築も混在し、江戸と近代が重なり合う独特の景観が魅力。食べ歩きグルメや土産物店、着物レンタル店も多く、通り全体をゆったり歩いて江戸情緒を楽しみたい。通り沿いには時の鐘や蔵造り資料館、大沢家住宅といった見どころが点在し、菓子屋横丁や小江戸蔵里への入口にもなっているため、川越観光の拠点として一番街を起点にコースを組む旅行者も多い。夜はライトアップされる建物もあり、昼夜で異なる表情を楽しめるのも魅力のひとつだ。
🚶 本川越駅から徒歩10分

時の鐘
Toki no Kane (Bell Tower)
蔵造りの町並みのほぼ中央、路地を少し入った場所にそびえる高さ約16メートルの木造三層の鐘楼。寛永年間(1627〜1634年)に川越城主・酒井忠勝が建てたのが始まりと伝わり、川越のシンボルとして400年近く時を告げ続けてきた。現在の鐘楼は明治26年(1893年)の川越大火の翌年に再建されたもので、今も1日4回、午前6時・正午・午後3時・午後6時に自動鐘打機によって鐘の音が町に響く。その音色は環境庁(現・環境省)の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれた。見学は自由で、蔵造りの町並み散策の象徴的な立ち寄りスポットとなっており、路地の奥にそびえる木造の櫓は写真映えするスポットとして観光客に人気が高い。時の鐘を中心に周辺には老舗の菓子店や甘味処も点在し、鐘の音を聞きながらのんびり町歩きを楽しむのがおすすめだ。
🚶 本川越駅から徒歩15分

菓子屋横丁
Kashiya Yokocho (Candy Alley)
蔵造りの町並みから少し西へ入った路地に、昔ながらの駄菓子屋や和菓子店が約30軒ひしめく食べ歩きスポット。明治初期に菓子製造業者が集まり始め、関東大震災後には東京への菓子供給地としても発展した歴史を持つ。麩菓子や飴細工、芋けんぴなど昔懐かしい駄菓子から、川越名物のさつまいもを使ったスイーツまで並び、大正・昭和レトロな雰囲気の路地を歩きながらの食べ歩きが楽しめる。環境省の「かおり風景100選」にも選ばれており、香ばしい匂いに誘われて多くの観光客や家族連れで賑わう、川越観光の人気スポットのひとつ。路地の奥には縁結びの菓子屋横丁地蔵尊もあり、買い食いだけでなく散策そのものを楽しめる。一番街のメインストリートから一本入った通りにあるため、蔵造りの町並みとはまた違う昭和レトロな雰囲気を味わいながら、川越土産の駄菓子詰め合わせを探すのもおすすめだ。
🚶 本川越駅から徒歩15分

小江戸蔵里
Koedo Kurari
本川越駅から徒歩わずか3分、約120年の歴史を持つ旧鏡山酒造の酒蔵をリノベーションした複合観光施設。「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」「展示蔵」の4棟からなり、川越の地場産品や埼玉県内32蔵元の日本酒が集まる物産販売所、地元食材を使った料理が楽しめる食事処、できたてのクラフトビールが飲める醸造直営店などが揃う。蔵造りの重厚な建物をそのまま活かした館内は雰囲気があり、川越土産探しや小休憩に立ち寄りやすい。一番街散策の前後に、駅から歩いてすぐ寄れる利便性の高いスポットとして人気が高い。館内では蔵の梁組みや土壁など建物そのものの歴史も感じられ、川越の地酒を試飲できるコーナーや、埼玉県産の食材を使った軽食も楽しめる。荷物を抱えずに川越土産をまとめて選べるため、観光の最後に立ち寄る旅行者も多い。
🚶 本川越駅から徒歩3分

大沢家住宅
Osawa Family Residence
寛政4年(1792年)、近江国出身の豪商・西村半右衛門が呉服太物商「近江屋」の店舗として建てた蔵造り建築。明治26年(1893年)の川越大火で町の3分の1が焼失した際、焼け残った希少な建物として注目を集め、以後の川越商人たちが競って蔵造りの店舗を建てるきっかけとなった。現存する蔵造りとしては川越最古、関東地方でも最古級とされ、昭和46年(1971年)に国の重要文化財に指定された。総二階建てで1階を「みせ」として使う質実な造りは、現在も一番街の蔵造りの原点として大切に保存・公開されている。館内では実際に商家として使われていた当時の間取りや道具類の一部も見学でき、蔵造り建築の構造や防火の工夫を間近に感じることができる。一番街の他の蔵造り商家と見比べながら歩くと、時代ごとの建築様式の違いもより楽しめるはずだ。
🚶 本川越駅から徒歩15分

川越まつり会館
Kawagoe Matsuri Kaikan (Festival Museum)
国の重要無形民俗文化財に指定される「川越氷川祭の山車行事(川越まつり)」を一年を通じて体感できるミュージアム。館内には実際に祭りで曳かれる豪華絢爛な山車2台が常設展示され、精緻な彫刻や人形、江戸系川越型と呼ばれる山車の二層構造を間近で見学できる。祭り囃子の映像上映や、歴代の山車人形・小江戸川越の祭礼文化を紹介する展示も充実しており、10月の本祭りに行けなくても川越まつりの熱気と歴史を体感できる。一番街散策の合間に立ち寄りやすい立地で、川越の祭礼文化を深く知りたい人におすすめの施設。館内には祭りで使われる衣装や道具の展示コーナーもあり、実際の祭り当日の熱気を写真や映像で追体験できる。10月の本祭りに合わせて訪れるのが難しい旅行者でも、一年を通じて川越まつりの迫力と歴史的背景をじっくり学べる貴重な場所となっている。
🚶 本川越駅から徒歩14分
川越スカラ座
Kawagoe Scala-za
一番街の近く、元町に佇む現役の映画館。前身は1905年(明治38年)創業の寄席「一力亭」で、その後「おいで館」「川越演芸館」と名を変えながら興行街の中心であり続け、1940年に封切館「川越松竹館」として再建、1963年に現在の「川越スカラ座」へと改称した。現在の建物は昭和61年(1986年)築で、蔵造りの町並みとはひと味違う昭和のレトロな雰囲気を今に伝える。2007年、経営者の引退により一度は閉館の危機を迎えたが、市内に残る最後の映画館を絶やすまいと地元有志によるNPO法人プレイグラウンドが運営を引き継ぎ、クラウドファンディングも活用しながら再出発を果たした。単館系からミニシアター系の話題作まで幅広く上映しており、蔵造りの町並みを歩く合間に立ち寄れる小江戸ならではの映画体験として、地元客・観光客の双方に親しまれている。
🚶 本川越駅から徒歩15分

大正浪漫夢通り
Taisho Roman Yume-dori Street
蔵造りの町並みで知られる一番街と本川越駅の間に伸びる、大正時代の面影を残す商店街。かつて「銀座通り」と呼ばれた商業地に、大正・昭和初期建築のレトロな看板建築や洋風建築が連なり、石畳に整備された道と相まってノスタルジックな雰囲気を醸し出している。通り沿いには老舗の和菓子店やカフェ、雑貨店、着物レンタル店などが軒を連ね、食べ歩きやショッピングを楽しみながらのんびり散策できるのが魅力。通りの南端には、古代ギリシャ風のドーリア式円柱が印象的な洋風建築「旧武州銀行川越支店」(現・川越商工会議所)が建ち、通りのシンボル的存在になっている。一番街の重厚な蔵造りとはまた異なる、大正ロマンの情緒を味わえる散策スポットとして観光客・地元客の双方に人気が高い。
🚶 本川越駅から徒歩10分
菓匠右門 本店
Kasho Uemon Main Store
1957年創業、川越を代表する和菓子店。1996年の第二創業とともに誕生した名物「いも恋」は、輪切りにしたさつま芋とつぶ餡を、山芋ともち粉で作った生地で包んだ独創的な菓子で、川越土産の代名詞として全国的に知られる存在になった。ひとつひとつ手づくりで仕上げられ、埼玉県の「彩の国認定優良ブランド品」にも認定されている。2024年にオープンした本店は、工場敷地内に設けられた広い駐車場を備える直営店で、できたての「いも恋」や「芋ぽて」など芋菓子がずらりと並び、店頭で温かい状態を味わえるのも本店ならではの楽しみ。併設の茶房では芋おこわなど食事メニューも楽しめる。江戸時代から「九里(栗)より(四里)うまい十三里」と称されてきた川越さつま芋の魅力を、菓子という形で体現する一軒。
🚶 本川越駅から徒歩25分
小江戸おさつ庵
Koedo Osatsuan
時の鐘や一番街の程近く、幸町に店を構えるさつま芋菓子の専門店。看板商品の「おさつチップ」は、川越産をはじめとするさつま芋を薄くスライスして揚げた食べ歩きスナックで、素材本来の甘みを生かしたシンプルな味わいが人気を集めている。揚げたてを紙カップに入れて手渡してくれるスタイルで、蔵造りの町並みを歩きながら気軽につまめる点が観光客に支持されている理由のひとつ。数量限定の「プレミアムチップ」など季節ごとに違った味を楽しめる商品も並び、週末には行列ができる日も少なくない。時の鐘や一番街からも徒歩圏内で、小江戸巡回バスの停留所からも近いため、川越散策の合間に立ち寄れる食べ歩きスポットとして定番の一軒になっている。
🚶 本川越駅から徒歩13分

喜多院
Kitain Temple
830年、天台宗の高僧・円仁(慈覚大師)によって創建されたと伝わる古刹で、「川越大師」の名でも親しまれる。江戸時代には徳川家の厚い庇護を受け、三代将軍・家光の側近であった天海僧正が住職を務めたことで隆盛を極めた。1638年の川越大火で多くの堂宇を焼失した際、将軍家光の命により江戸城の建物が移築されたと伝わり、その客殿・書院には家光誕生の間や春日局化粧の間が今も残り、現存する建物の多くが国の重要文化財に指定されている。境内奥に並ぶ538体の石仏「五百羅漢」は、1782年から約50年をかけて奉納されたもので日本三大羅漢のひとつに数えられ、笑う顔や泣く顔などひとつひとつ異なる表情を眺めて歩く名物スポットとして知られる。紅葉山庭園には家光お手植えと伝わるしだれ桜もあり、四季を通じて参拝客が絶えない川越屈指の名刹である。
🚶 川越駅から徒歩25分

中院
Chuin Temple
喜多院のすぐ南に位置する天台宗別格本山で、正式名称は「星野山無量寿寺中院」。喜多院と同じく円仁(慈覚大師)の創建と伝わる古刹で、かつては喜多院・南院とともに「川越三院」と称された。参拝客で賑わう喜多院に比べて静かな佇まいを保ち、本堂前に咲くしだれ桜の名所として地元で親しまれている。境内には文豪・島崎藤村ゆかりの茶室「不染亭」があり、藤村が義母・加藤みきのために贈った茶室と、藤村揮毫の「不染の碑」が今も残る。また、江戸期に狭山茶がこの地から広まったとされる「狭山茶発祥の地」としても知られ、境内には茶の記念碑が立つ。四季折々に表情を変える日本庭園も見どころで、喜多院とあわせて巡る参拝コースとして人気を集めている。
🚶 本川越駅から徒歩12分

川越氷川神社
Kawagoe Hikawa Shrine
川越の総鎮守として親しまれる縁結びの神社。ご祭神は素盞嗚尊・奇稲田姫命の夫婦神をはじめとする五柱で、家族円満・縁結びのご利益で知られる。境内には夫婦円満の象徴とされる「夫婦楠」がそびえ、その根元を回ると願いが叶うと伝わる。毎朝先着順で授与される「縁結び玉」は、水に浮かべて模様が現れると願いが叶うとされ、数量限定のため早朝から行列ができる人気ぶり。夏には約二千個の江戸風鈴が境内を彩る「縁むすび風鈴」が開催され、風鈴のトンネルや小川に映るあかりが幻想的な光景をつくり出す。例大祭は小江戸川越を代表する祭事「川越まつり」の起源ともいわれ、10月には絢爛豪華な山車が市内を練り歩く。恋愛成就から家庭円満まで幅広い世代が参拝に訪れる、川越屈指のパワースポットである。
🚶 本川越駅から徒歩24分

三芳野神社
Miyoshino Shrine
川越城本丸御殿のすぐ隣、木立に囲まれてひっそりと佇む川越城の鎮守社。素盞嗚尊・奇稲田姫命のほか菅原道真公を祀り、寛永元年(1624)に川越藩主・酒井忠勝によって再建されたと伝わる。わらべ唄「とおりゃんせ」はこの神社の参道が舞台になったとの説があり、発祥の地として知られる。かつては城内にあって一般の参拝が難しく、参拝者は城内を巡回する門番の目を気にしながら細い参道を通ったとされ、歌詞の『行きはよいよい帰りはこわい』にはその名残があるとも言われている。菅原道真公を祀ることから「お城の天神様」とも呼ばれ、学問成就を願う受験生も訪れる。こぢんまりとした境内ながら、川越城の歴史と童謡文化を今に伝える貴重な史跡である。
🚶 本川越駅から徒歩25分

成田山川越別院
Naritasan Kawagoe Betsuin
成田山新勝寺の最初の別院として知られる真言宗智山派の寺院。本尊は不動明王で、地元では「川越のお不動様」「川越不動」として親しまれている。嘉永6年(1853)、両眼を失明しながらも不動明王への篤い信仰と成田山での修行によって視力を取り戻したという石川照温が、廃寺となっていた本行院を復興したのが始まり。明治10年(1877)に成田山川越別院を称するようになり、以来関東屈指の成田山信仰の拠点として発展してきた。毎月28日の縁日には骨董市(蚤の市)が立ち、掘り出し物を求める人々で境内から周辺路地まで大いに賑わう。11月には護摩を焚いた炭火の上を素足で渡る「火渡り祭」(柴灯護摩)が行われ、無病息災を祈る川越の秋の風物詩となっている。蔵造りの町並みからも徒歩圏内にあり、街歩きの合間に立ち寄る参拝者も多い。
🚶 本川越駅から徒歩13分

蓮馨寺
Renkeiji Temple
喜多院と並び称される、小江戸川越を代表する古刹のひとつ。「川越大師」の別称でも親しまれる。天文18年(1549)、河越城主・大道寺政繁が亡き母・蓮馨尼の菩提を弔うために開基したと伝わる浄土宗の寺院である。開山の存貞上人はのちに浄土宗大本山・増上寺の十世となり、その弟子である存応上人の代には徳川家康をはじめ歴代将軍家が深く帰依した。江戸時代には僧侶養成機関「関東十八檀林」のひとつに数えられ、葵の御紋の使用も許された格式ある寺院として、多くの学僧を育てた。境内の「おびんずる様」は体の悪い部分と同じ場所を撫でると治るとされ、長年撫でられて木肌がつるつるに光っている。毎月8日の呑龍デーには露店が並び、地元の人々にも親しまれている。蔵造りの町並みや一番街のすぐ近くという立地から、街歩きの合間に気軽に立ち寄れるのも魅力である。
🚶 本川越駅から徒歩5分

熊野神社(川越)
Kawagoe Kumano Shrine
縁結び・開運・厄除けの神社として親しまれる、蓮馨寺のすぐそばに鎮座する神社。天正18年(1590)、隣接する蓮馨寺二世・然誉文応僧正が紀州熊野本宮大社から御分霊を勧請したのが始まりと伝わる。御祭神は伊弉諾命・伊弉册命ほか熊野大神四柱で、正徳3年(1713)には社殿の改築と鳥居の石造化が行われた。八咫烏(ヤタガラス)にちなんだ授与品や、素足で小石を踏んで健康を願う「足踏み健康ロード」、輪をくぐって運試しをする輪投げ、なでると御利益があるという「なで蛇様」、銭洗弁財天など、実際に体験しながら参拝できるユニークな見どころが境内随所に揃っており、御朱印集めや縁結び祈願を目当てに訪れる若い世代の参拝者にも人気が高い。一番街や蓮馨寺とあわせて巡りやすい立地も魅力である。
🚶 本川越駅から徒歩7分

川越城本丸御殿
Kawagoe Castle Honmaru Goten
江戸時代の川越藩庁だった川越城の遺構で、現存する本丸御殿は高知城とここにしか残っていない大変貴重な建築である。川越城は長禄元年(1457)に太田道真・道灌父子が築城したのが始まりで、江戸時代には川越藩17万石の居城として繁栄した。現存する本丸御殿は嘉永元年(1848)、藩主・松平斉典によって造営されたもので、当初は玄関・大広間のほか16棟にも及ぶ規模を誇った。玄関・大広間・家老詰所などが今に伝わり、畳敷きの大広間には藩主の威厳を示す意匠が施される。家老詰所は明治初期に解体されて福岡県の商家に移築され、その後1988年に川越へ里帰りし本丸御殿に隣接する現在地へ移築復元された。江戸時代の武家建築の姿を今に伝える貴重な史跡として、川越市立博物館が管理・公開している。
🚶 本川越駅から徒歩25分
富士見櫓跡
Fujimi Yagura Ato (Former Watchtower Site of Kawagoe Castle)
川越城には天守閣がなく、城内で最も高い場所に建てられた三層の富士見櫓が天守閣の代わりを果たしていた。現在は建物こそ残っていないものの、県立川越高校の南側にこんもりとした土塁状の高台として跡地が保存されており、自由に立ち入って往時の姿を偲ぶことができる。頂上付近には御嶽神社・浅間神社、富士見稲荷が祀られ、川越城の遺構をめぐる歴史散策の目的地のひとつになっている。江戸末期の測量記録によれば、櫓は長さ約15メートル・横約14メートルの規模を誇り、城下随一の高さから見張りの役割を果たしていたという。かつてはその名の通り富士山まで望めたと伝わるが、現在は木々や周囲の建物により眺望は失われている。入場無料・時間制限もなく、川越城本丸御殿や川越市立博物館とあわせて、蔵造りの町並みとは違う川越城下の歴史を体感できるスポットとして訪れる価値がある。
🚶 川越駅・本川越駅から徒歩8分

川越市立美術館
Kawagoe City Art Museum
川越城本丸御殿に隣接する美術館で、川越にゆかりのある画家の作品を中心に約2,000点を収蔵する。近代日本画壇で活躍した相原求一朗をはじめ、川越出身・在住の作家の絵画や書、工芸作品を紹介する常設展のほか、国内外の美術を紹介する多彩なテーマの企画展を年数回開催している。館内には作品を鑑賞しながら創作体験ができる「創作室」も設けられ、大人から子どもまで気軽にアートに親しめる工夫がされている。展示室はゆったりとした広さで、団体客が集中する一番街の混雑を離れて静かに鑑賞したい人にも向いている。川越城跡や市立博物館とともに、蔵造りの町並みとは異なる川越の文化的な一面に触れられるスポットとして人気があり、時間に余裕があれば3館まとめて訪れるのがおすすめ。
🚶 川越駅から徒歩5分

川越市立博物館
Kawagoe City Museum
川越城本丸御殿のすぐそばに建つ歴史博物館で、川越城の築城から城下町の発展、蔵造りの町並みが形成された明治26年の川越大火の歴史、川越まつりの山車文化まで、川越の歴史と文化を総合的に紹介している。実物大の山車模型や城下町の模型展示、太田道灌・扇谷上杉氏による川越城築城の経緯を解説するコーナーなど、視覚的にわかりやすい展示が多く、蔵造りの町並みを歩く前に立ち寄ると町歩きの理解がぐっと深まる。企画展示室では考古資料や古文書、美術工芸品など多彩なテーマの特別展も開催されており、川越の歴史ファンにとって外せないスポットとなっている。隣接する川越城本丸御殿や市立美術館とセットで巡る観光客も多い。
🚶 川越駅・本川越駅から徒歩10分

伊佐沼
Isanuma Pond
川越市南東部に広がる、自然湖沼としては埼玉県内最大級の水面を持つため池。かつては農業用水源として利用され、現在は川越市民の憩いの水辺として親しまれている。西岸には約230本の桜並木が続き、毎年4月上旬には桜まつりで賑わう「桜の道広場」が花見の名所として知られる。沼の北岸約300メートルの場所には古代蓮の群生地があり、夏には木道(デッキ)から間近に蓮の花を観賞できる。秋のコスモス、夏のひまわりなど四季を通じて花の風景が楽しめるほか、カモやサギなど水鳥が飛来する自然豊かなスポットとしても知られる。蔵造りの町並みの喧騒を離れ、川越の里山的な原風景をのんびり味わいたい人におすすめのエリアで、周遊コースにはレンタサイクルの利用も便利。
🚶 本川越駅から徒歩5分

川越水上公園
Kawagoe Suijo Park (Kawagoe Aquatic Park)
川越市街地から西へ約2km、入間川右岸に位置する県営公園。夏季(例年7月上旬〜9月上旬)には、1周約300mの流れるプールや高低差15mのウォータースライダー「アクアスネークスライダー」、波のプールなどを備えた大型プール施設が開園し、県内屈指の人気を誇る家族向けレジャースポットとなる。プール以外の期間も、テニスコートやフットサルコート、ボート池、芝生広場など通年利用できる施設が充実しており、市民の憩いの場として親しまれている。ネーミングライツにより「ホットスタッフ川越パーク」の愛称でも呼ばれる。現在はチケットの事前購入制となっているため、プール利用時は公式サイトでの事前確認が必須。蔵造りの町並みとは対照的な、緑と水辺に囲まれたアクティブな一日を過ごしたい人におすすめ。
🚶 西川越駅から徒歩15分

遠山記念館
Toyama Memorial Museum
日興證券(現SMBC日興証券)の創業者・遠山元一が、郷里に暮らす母のために昭和初期に建てた邸宅を公開する美術館。数寄屋造りを基調とした本邸は「中棟」「東棟」「西棟」の3棟からなり、2018年に国の重要文化財に指定された。当代一流の職人の技が随所に光る座敷や欄間、四季折々の表情を見せる庭園を見学できる。併設の美術館棟では、遠山元一が生涯をかけて収集した日本・中国の絵画や陶磁器、染織品、能面や人形、古代オリエントやアンデスの考古資料など、約1万1千点にのぼるコレクションの一部を企画展形式で公開している。川越の中心部からは少し離れた比企郡川島町に位置するが、蔵造りの町並みとは異なる近代和風建築の粋を静かな環境で堪能できる穴場スポットとして根強い人気がある。
🚶 川越駅から徒歩15分