素玄寺
Sogen-ji Temple

東山寺町の一角に佇む曹洞宗の寺院で、高山城下町の礎を築いた初代高山藩主・金森長近の菩提を弔うため、長近の死後に継嗣の金森可重が1608年に建立した。寺号は長近の法名「金龍院殿前兵部尚書法印要仲素玄大居士」に由来する。現在の本堂は1635年に高山城三の丸にあった評議場を移築したもので、高山市指定有形文化財となっている。境内の庭園は江戸時代初期に作庭された山の斜面を生かした池泉回遊式庭園で、滝や流れを配した趣深い景観から高山市指定名勝に選ばれている。金森長近が用いた軍扇や采配、肖像画なども所蔵しており、東山遊歩道を歩く際にはぜひ立ち寄りたい、金森氏ゆかりの歴史を今に伝える古刹である。
初代高山城主・金森長近の菩提寺
高山城下町を築いた初代高山藩主・金森長近が没した後、その菩提を弔うために継嗣の金森可重が1608年(慶長13年)に建立しました。寺号「素玄寺」は長近の法名に由来しており、境内には長近が用いた軍扇や采配のほか肖像画も伝わっています。金森氏ゆかりの史跡として、東山寺町の中でも特に歴史的な価値が高い寺院です。
高山城の遺構を伝える本堂
現在の本堂は1635年(寛永12年)、高山城三の丸にあった評議場を移築したものと伝わり、高山市の有形文化財に指定されています。江戸時代の高山城の面影を今に伝える貴重な建築遺構として、歴史ファンからも注目されるスポットです。
市指定名勝の池泉回遊式庭園
境内の庭園は江戸時代初期に作庭されたもので、山の斜面の地形を生かして滝や流れ、池を配した池泉回遊式庭園です。飛騨地方でも数少ない美しい庭園として高山市指定名勝となっており、四季折々に表情を変える静かな景観を楽しめます。拝観を希望する場合は事前に寺院への連絡が推奨されています。
季節の見どころ
🌸 春(3〜5月)
新緑が庭園の池や流れに映え、生き生きとした景観が楽しめます。
🍁 秋(9〜11月)
庭園の木々が紅葉し、山の斜面を生かした景観が一段と趣を増します。
❄️ 冬(12〜2月)
雪化粧した庭園は静寂に包まれ、しっとりとした風情があります。
訪問ヒント
- 目安滞在時間
- 境内・庭園拝観で約20〜30分
- 混雑情報
- 観光客は少なく、通年で落ち着いて拝観できる
- おすすめ時間
- 庭園拝観を希望する場合は事前に電話で確認してから訪れるのがおすすめ
| 住所 | 岐阜県高山市天性寺町39 |
|---|---|
| 開館時間 | 境内参拝は日中随時可能(本堂内部・庭園拝観は事前連絡が望ましい、電話 0577-32-2519) |
| 入場料 | 境内参拝無料(庭園・本堂拝観は寺院へ要問い合わせ) |
| 公式サイト | 公式サイトを開く |
アクセス
- 高山駅から徒歩30分(JR高山本線・東口より徒歩、またはのらマイカー東線/匠バス東西線「素玄寺前」下車すぐ)