東山遊歩道
Higashiyama Walking Course

高山城下の東に連なる山裾に沿って延びる約5.5kmの散策路。初代高山藩主・金森長近が城下町を整備する際、防衛と鎮護を兼ねて城の東側に寺社を集めて配置したことに由来し、雲龍寺を起点に素玄寺・大隆寺・大雄寺など約13の寺社が道沿いに点在する「歴史の回廊」となっている。江名子川のせせらぎを背に古い町並の喧騒を離れ、木々に囲まれた小径をたどりながら、各寺院の山門や庭園、金森氏ゆかりの史跡を静かに巡ることができる。終点の城山公園は戦国期の山城・高山城跡が残る丘陵地で、森林浴の森百選にも選ばれた自然豊かな一帯。全行程を歩けば2時間ほどのウォーキングコースとなり、古い町並とはまた違う高山の静謐な魅力に触れられる。
金森長近が築いた寺町と遊歩道の由来
高山城下を整備した初代高山藩主・金森長近は、城の防衛と城下の鎮護を目的に、城の東に連なる山裾へ寺社を集めて配置しました。これが「東山寺町」の始まりで、明治以降に整備された散策路が現在の東山遊歩道です。古い町並から国道158号線を東へ10分あまり歩くと寺町の一角に到着し、雲龍寺を起点として城山公園まで約5.5kmの道のりが続きます。
沿道に点在する約13の寺社
遊歩道沿いには雲龍寺、素玄寺、大隆寺、大雄寺、天照寺、善応寺、法華寺など約13の寺社が点在しています。初代高山城主・金森長近の菩提寺である素玄寺は市指定名勝の庭園と本堂が見どころで、大隆寺は金森頼直ゆかりの寺として知られています。それぞれの寺院で山門や鐘楼、庭園など異なる見どころがあり、寺社めぐりをしながらの散策が楽しめます。
終点・城山公園と森林浴
遊歩道の終点にあたる城山公園は、戦国時代に日ノ本屈指の山城と言われた高山城の跡地が残る丘陵地一帯です。豊かな自然に恵まれ静寂な雰囲気に包まれており、「森林浴の森百選」にも選ばれています。全行程を歩くと2時間ほどのコースとなり、寺社巡りとあわせて木々に囲まれた散策そのものを楽しむことができます。
季節の見どころ
🌸 春(3〜5月)
新緑と桜が遊歩道を彩り、清々しい空気の中を散策できます。
🌿 夏(6〜8月)
木陰が続く小径は市街地より涼しく、夏場の散策にも適しています。
🍁 秋(9〜11月)
紅葉に包まれた寺社の甍が美しく、東山寺町随一の見頃を迎えます。
❄️ 冬(12〜2月)
積雪期は路面が凍結しやすいため、防寒・滑り止め対策をして歩くのがおすすめです。
訪問ヒント
- 目安滞在時間
- 全行程を歩く場合は約2時間、主要な寺社のみ巡る場合は約60〜90分
- 混雑情報
- 古い町並と比べて観光客は少なく、通年で静かに散策しやすい
- おすすめ時間
- 気候の良い午前中、紅葉シーズンは早めの時間帯がおすすめ
| 住所 | 岐阜県高山市若達町(雲龍寺付近を起点に城山公園まで) |
|---|---|
| 開館時間 | 散策自由(24時間通行可、夜間は照明が少なく非推奨) |
| 入場料 | 無料 |
| 公式サイト | 公式サイトを開く |
アクセス
- 高山駅から徒歩13分(JR高山本線・東口より江名子川沿いに徒歩)