大涌谷
Owakudani
1 / 3箱根火山の中央火口丘・神山の北西山腹に位置する、今なお噴煙が立ちのぼる爆裂火口跡。約3,000年前の水蒸気爆発によって形成され、かつては「大地獄」と呼ばれていたが、1873年の明治天皇行幸を機に現在の名に改められた。火山地帯特有の荒涼とした景観と硫黄の匂いが漂う中、名物の「黒たまご」は温泉池の熱で茹でることで殻が黒く変色し、一つ食べると寿命が7年延びるといわれる。弘法大師ゆかりの延命地蔵尊など信仰にまつわる史跡も点在し、晴れた日には富士山を望むこともできる。箱根ロープウェイの主要停留所として、大涌谷くろたまご館や売店も充実し、箱根観光でもとりわけ多くの観光客で賑わうスポットである。
3,000年前の噴火が生んだ爆裂火口
約3,000年前、箱根火山の中央火口丘・神山の北山腹で発生した水蒸気爆発によって形成された爆裂火口跡です。かつては地獄のような光景から「大地獄」と呼ばれていましたが、1873年8月の明治天皇・皇后両陛下の行幸を前に、現在の「大涌谷」へと改称されました。今も火山活動の名残として、白い噴煙が谷のあちこちから立ちのぼっています。
名物・黒たまごと大涌谷延命地蔵尊
大涌谷温泉の熱泥と温泉池で茹でた鶏卵は、硫化鉄の作用で殻が真っ黒に変色し、名物の「黒たまご」として親しまれています。一つ食べると寿命が7年延びるといわれ、大涌谷くろたまご館などで販売されています。また、弘法大師が荒涼とした光景に心を痛めて刻んだと伝わる大涌谷延命地蔵尊は、延命子育ての地蔵として今も篤く信仰を集めています。
自然研究路と火山ガスへの注意
火山活動の高まりを受け、大涌谷園地内の自然研究路は現在、係員引率による有料ツアー形式(1日数回・定員制、要事前予約)でのみ立ち入りが可能です。参加時はヘルメットを着用し、火山ガス濃度が基準値を超えた場合は中止されることがあります。喘息や呼吸器・心臓疾患のある方は訪問を控えるよう案内されています。
季節の見どころ
❄️ 冬(12〜2月)
空気が澄んで富士山がくっきりと見える確率が高い季節です。
訪問ヒント
- 目安滞在時間
- 散策・買い物込みで約60〜90分
- 混雑情報
- 紅葉シーズンと大型連休は駐車場・ロープウェイともに大混雑します
- おすすめ時間
- 空気の澄んだ晴れた日の午前中
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251 |
|---|---|
| 開館時間 | 見学自由(大涌谷くろたまご館 9:00〜16:40、自然研究路の引率入場は要予約) |
| 入場料 | 大涌谷園地は無料(自然研究路の引率入場は協力金800円) |
| 公式サイト | 公式サイトを開く |
アクセス
- 大涌谷駅から徒歩1分(箱根ロープウェイ「大涌谷駅」下車すぐ)
- 箱根湯本駅から徒歩50分(箱根登山バスで約50分、「大涌谷」下車すぐ)